テープ起こし

テープ起こしの勉強、後編 仕様や聞き取り

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しっぽなです。

前編はこちらです。

テープ起こしの勉強、前編 表記について

今回は、テープ起こしの仕様や、聞き取りに関して書いていきたいと思います。

 

仕様とは

仕様というのは、音声を、どういう形で起こすかということです。

会社にもよりますが、大きく分けると、素起こし(逐語起こし)、ケバ取り、整文といった感じです。

 

素起こし(逐語起こし)の例

素起こし(逐語起こし)というのは、ほとんど聞いたままを起こすこと。

もちろん、表記には気をつけながら起こします。

例えば、

「えーっと、あの、私がきょうの昼に食べたのは、あのね、オムライス、あっ、違う、ミートソースにしたんだった。まじですごいおいしかったよ。」

こんな会話があったら、そのまま起こすといった感じです。

 

ケバ取りの例

ケバ取りというのは、「ケバ」と呼ばれる、

起こしに必要ない発言や、言い間違い、重複している発言などをカットする起こし方です。

上記の文章をケバ取りすると、

「私がきょうの昼に食べたのは、ミートソースだったの。すごいおいしかったよ。」

こんな感じです。

ちなみに、しゃべり口調なのに、「ミートソースだった」と断定調にするとバランスが取れない感じなので、「の」を足してみました。

これぐらいであれば、ケバ取りの範ちゅうだと思います。

 

整文の例

これをさらに整文すると、

「私がきょうの昼に食べたのは、ミートソースでした。すごくおいしかったです。」

「私がきょうの昼に食べたのは、ミートソースだった。すごくおいしかった。」

などとなります。

※ 正しくは、すごい→すごく なので、整文の場合、変更します。

※ テープ起こしには、絶対的な正解というのはないので、

句読点の打ち方など、起こす人によって多少違ってきたりします。

ただし逆に、絶対的な間違いはたくさんあるので、やはり勉強が必要になってきます。

 

最初は悩む……

案件によって、どんな仕様で起こすかの指示があるので、

それに従って起こしていきますが、

ケバ取りなら、どこまでがケバなのか、

どこまでを残してどこを取ればいいのかというのは、初めは難しいものです。

整文ならケバを取ったあと、さらに、

どこまで整えるかということに悩んだりします。

その辺りはとにかく勉強だと思います。

テープ起こしの業界では有名な廿(にじゅう)さんの講座には、

この辺りのことがとても詳しく書かれています。

 

文字起こしで始める在宅ワーク「文字起こし初級オンライン講座」

 

私は、廿さんの講座で勉強をしつつ、ドリルでも勉強しました。

 

 

知らない言葉は、起こせない

それから、聞き取りに関してです。

テープ起こしをしたことがある人なら、たぶん誰でも思うのが、

「知らない言葉は起こせない」ということだと思います。

(これは、廿さんが言っていたことです)

特に、早口で言われたり、途中で噛まれたりすると、

全く聞き取れなかったりします。

そんなときに、「こう聞こえた」という言葉でネット検索をかけると、

意外と「これだ!」とヒットすることがありますので、

根気よく調べることと、普段から言葉に触れておくことが大切だと思っています。

普段からニュースを読んだり見たり、読書をしている中で、

意味が分からない言葉があれば、すぐに調べます。

語彙を豊富にしておくことは、とても大事です。

 

それでも、起こせないこともある

録音状態や、話者の話し方によっては、なかなか聞き取れないこともあります。

もうどうしても聞き取ることができないなら、

ハウスルールに従って処理します。

でも、最初聞き取れなくても、次の日聞き直すと、

不思議とすうっと聞き取れたりすることがあります。

(これは、テープ起こしをしている方なら、あるあるな話です)

あとは、再生ソフトのノイズ調整をしたり、イコライザーの調整をしたりすると、

聞こえやすくなることもあります。

他にもいろいろありますが、掘り下げると大変なので、この辺りで終わりにします。

参考になるとよいのですが……。

 

次回は、テープ起こしの収入に関して、書く予定です。

それでは、また!

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