テープ起こし, 在宅ワーク

テープ起こしの勉強、前編 表記について

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しっぽなです。

前回のブログに書きましたとおり、

今回と次回は、テープ起こしの勉強に関して書きます。

長くなりそうなので、2回に分けることにしました。

前回の記事はこちら。

 

テープ起こしの求人とはどんなものか

 

聞こえた日本語をそのまま入力すればいいわけではない

まず前提として、

「聞こえた日本語を聞こえたまま、思うまま入力すればいい」

ということではないのが、テープ起こしです。

例えばこんなルールがある

いきなりですが、ここで、問題です。

起こしている途中で「うそつき」という発言があったとします。

私はこの場合、どのように表記するでしょうか。

  1. 嘘つき
  2. 嘘吐き
  3. うそつき

考えてみてから、読み進めてみてくださいね。

↓       ↓       ↓

↓       ↓       ↓

↓       ↓       ↓

正解は、3.の「うそつき」です。

何だか、漢字を知らない子どもみたいな文章っぽくないですか?

どうして、漢字を使わないのか、

それは、私が業務委託契約をしている3社とも、

『記者ハンドブック』に準じた表記をすることになっているからです。

これに準じた表記を、「新聞表記」などと呼ぶこともあります。

 

この『記者ハン』第13版158ページに、うそ(嘘)→うそ と記載があります。

そして、「噓吐き」という表記は変換で出てきますが、通常使う表記ではありません。

もちろん「嘘付き」でもないですね、くっ付くわけじゃないですから。

私の場合は、『記者ハン』表記プラス、

それぞれの会社独自のハウスルールに基づいて、表記をしているわけです。

このように統一しないと、ばらばらな表記(表記ゆれといいます)が

されることになってしまいます。

特に、長い音声を何人かで分担して起こす時など、部分部分で表記が違っていたら、

おかしいですよね。

このように、『記者ハン』やハウスルールに従うことと、

『記者ハン』に書かれていなくても、

正しい日本語で表記をすることが必要になります。

※ テープ起こしの会社によっては、『記者ハン』以外の書籍に準ずる所もあります。

特に速記関係の会社の場合、『新版標準用字用例辞典』に準ずる場合も多いです。

 

表記のルールはたくさんある

例えば、

「聞いて下さい」ではなく「聞いてください」、

「行って参ります」ではなく「行ってまいります」、

「お越し頂く」ではなく「お越しいただく」。

一見、漢字のほうがそれっぽく見えますが、

補助動詞として使っている場合は平仮名書きです。

逆に、動詞として使う場合。

「それをください」ではなく「それを下さい」、

「そちらへまいります」ではなく「そちらへ参ります」、

「お菓子をいただく」ではなく、「お菓子を頂く」となります。

日本語ってめんどくさいですよね。

最初は、ちょっと起こしては『記者ハン』を開き、

またちょっと起こしては会社のハウスルール一覧を開きと、

「なかなか」(←これも『記者ハン』では平仮名表記です)進まなかったりしますが、

実践を積み重ねていくうちに、基本的な表記のルールは覚えてくるので、

『記者ハン』やハウスルール一覧を開いてばかりということはなくなります。

ちなみに、『記者ハン』には、便利なダウンロード版があります。

ATOKを使っている方であれば利用できます。便利でお薦めです。

 

まとめ

正しい日本語で、なおかつ統一された表記が、テープ起こしでは求められるということです。

いくら正確に聞き取れたとしても、表記がぐちゃぐちゃな原稿を納品してしまったら、

それは先方に、多大な迷惑を掛けてしまいます。

ですので、表記の勉強が必要になるのです。

後編に続きます。

それでは、また!


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